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TOP > Meister 06年10月18日号 ![]() 【マイスター】専門家、大家のこと。”その道”で成功をおさめ、活躍中の人をルーキーでは勝手に「マイスター」と呼ばせてもらって、彼らがそこまでに至った道のりやエピソード、その職業へ就く方法などを語ってもらいました!! 天からそそぐどんとのスピリットが時空をこえてまつりのくにをつくりだす | ||||||||||
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6年前の1月、沖縄を愛し、家族で沖縄に移住して音楽活動を続けていたミュージシャン・どんとさんの魂が天に飛んだ。旅先であるハワイ島でのことだった。翌2月、沖縄でどんと院報恩会が開催され、民謡の照屋政雄や前川守賢、コザのブルースシンガー石垣勝治らが、どんとさんの魂に唄をささげた。祭壇には、琉装のどんとさんの遺影と愛用の三線が置かれていた。 |
沖縄に移り住んだ天才ミュージシャン 37歳で他界したどんとさんは、1962年に岐阜県の大垣市で生まれた。京都大学へ進学し、やがてローザ・ルクセンブルグを結成。NHKのYoungMusicFestivalで全国優勝を果たすと、86年にプロデビューした。その後、音楽性を発展させ、翌年にはボ・ガンボスを結成。’89年には第31回日本レコード大賞「アルバムニューアーティスト賞」を受賞した。93年からはフジテレビの「平成教育委員会」にレギュラー出演し、日本人で初めて髪を緑色に染めた人物としても注目を浴びた。 やがてバンドを解散すると95年からは家族で沖縄へと移り住み、ソロでの音楽活動をスタートさせた。3枚のソロアルバムの制作や、RBCラジオのレギュラー番組「どんとの世界漫遊記」に98年から他界するまでの約2年間にわたり出演するなど、沖縄に深く根ざした活動を続けた。夫人である小嶋さちほさんとふたりの子供とともに、沖縄での生活に溶け込んでいた。しかし、旅先でのハワイ島で突然の脳内出血のため、37歳で魂が肉体を離れた。 魂は天へと昇り光とともに降りそそぐ 「沖縄は、竜宮城だよ」と、生前のどんとさんがよく語っていたと、夫人の小嶋さちほさんは著書「竜宮歳時記〜どんとの愛した沖縄」(角川文庫刊)の中にしるしている。美しい海に泳ぐ極彩色の魚、唄、踊り、青い空、台風、やんばるの大自然、米軍基地、様々なものが混じりあうちゃんぷるーな世界をどんとさんはこよなく愛した。 1995年に、沖縄へ移住してきたどんとファミリーは、知念村の友人の家へ居候しながら住む家を探した。 音楽をとおして、様々な沖縄のアーティスト達と交流を深めていった。民謡の照屋政雄、喜納昌吉とチャンプルーズ、古謝美佐子、大城美佐子、げんちゃんこと前川守賢、BEGIN、チビさんこと宮永英一、かっちゃん、コザのブルースシンガー石垣勝治、ディアマンテス、日出克、ネーネーズなど、幅広いジャンルの人たちがどんとファミリーを暖かく迎えてくれた。民謡界、ロック界、アメリカ、古琉球、PTA、リゾートなど、様々な沖縄にどんとファミリーはアクセスしていった。 そして2000年1月、どんとさんはさちほさんと訪れたハワイ島で、「めまいがする」と言って倒れ、病院で息を引き取った。どんとさんが37歳の時だった。 その後、全国でどんとさんの唄を歌い継いでいく動きが始まる。2003年には東京赤坂BLITZで第1回の「soulofどんと」が開催された。THEBOOM、ウルフルズ、忌野清志郎、サンディーなどそうそうたるメンバーが集まった。それから毎年、回を重ねるごとに、甲本ヒロト、真島昌利、YUKIなど大物ミュージシャンが続々と参加した。 どんとが愛した沖縄 どんとが愛した人達 そして7回忌となる今年の1月、どんとさんが大好きだった紅白歌合戦の会場・東京渋谷のNHKホールで、竹中直人さんを司会に集大成ともいうべき豪華なアーティスト達が紅組白組に分かれて熱唱を繰り広げた。 スカパラホーンズ、Leyona、ハナレグミ、YO-KING、AMANA、岸田繁、UA、古謝美佐子、宮沢和史、YUKI、忌野清志郎、そして元INUのパンクロッカーであり、芥川賞、萩原朔太郎賞、川端康成賞などを受賞し、作家として文学界の第一線に立つ町田康もステージにあがった。 「本当に素晴らしいステージだったので、どんとが最後に選んだ場所である沖縄の人たちにも、ぜひどんとの魂を感じてもらいたくて、今回のイベントを開催することになりました」(夫人の小嶋さちほさん談) きたる10月29日(日)、どんとさんを愛した多くのミュージシャンたちが沖縄市民会館大ホールに集い、どんとさんの魂に唄をささげ、どんとさんの唄を語り継いでいく。ミュージックシーンの最前線で活躍しているすごいメンバーばかりである。本土では毎回即日ソールドアウトしている「soulofどんと」が、沖縄ではじめて大々的に開催される。 どんとが大好きだった沖縄の民謡界の重鎮。どんとの名曲「波」をカバーしたBEGIN。山梨出身ながら「島唄」を全国に広めたTHEBOOMの宮沢和史。AMANAなど、どんとのファミリーバンド。そして、かつてどんとが結成し在籍したローザ・ルクセンブルグやボ・ガンボスのメンバーで、現在はミュージックシーンの第一線で活躍するDr.kyOn、永井利充、岡地曙裕、玉城宏志らが駆けつける。すでに伝説となっているボ・ガンボスのサウンドが生で、しかもボ・ガンボスとBEGINや宮沢和史とのセッションもあり、沖縄ならではの民謡との融合もあり、この日にしか見ることのできないスペシャルな祭りとなる。さらに追加決定で、元ソウル・フラワー・ユニオンの女性シンガー・うつみようこ、そしてフラのマスター(どんとさんの名曲「波」のフラを振り付けした)サンディー、アメリカからも70年代のベストセラーでありエコロジカルな生活のバイブル「地球の上に生きる」の著者アリシア・ベイ・ローレルが駆けつけてくれる。本土でもめったにないビッグチャンスだ。 この星のどこかにどんとがいて、花と緑と珊瑚の島にあなたがいる。どんとis Forever。 | どんとライブラリー ◎ゴマの世界(95)2500円 ボ・ガンボスを離れて制作したソロ第1弾!全詞曲、演奏、録音、MIX、編集までを全て一人で作り上げた究極のハンドメイドアルバム。◎DEEP SOUTH(97)2800円 ソロ第2弾。名曲「波」「おめでとう」をはじめ、「どんとマンボ」など、これを聴かずして、「どんと」を語れない!超マストアイテム!◎サマーオブどんと実況録音盤(98)2500円 どんとソロワークスの集大成のライブ音源。これ1枚で、どんとのライブにいつでもトリップ。「アマナ」「げんちゃん」「海の幸」も参加。◎原色音楽DONT SPACY SONGS 2800円 これがどんとの「原点」。85〜86年に4chマルチトラッカーにて録音。「どんと」として開花したその瞬間をハッキリとピュアな形で残しています。(すべてゴマレコード) ![]() 「音楽家になりたいのであれば、音楽のためにささげる時間が誰よりも多くて、それをとにかく一番に考えることではないだろうか。続けていくことでどんどんインスピレーションがわいてくるぜぃ〜」(夫人の小嶋さちほさんよりヒアリング) Soul of どんと 2006 沖縄市民会館大ホール 開場17:45 開演18:30 全席指定5,250円 問い合わせ PMAGENCY 098-898-1331 チケット取扱/ ローソンチケット、チケットぴあ オフィシャルホームページ Song Starどんと www.songstar-donto.com |


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