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07年8月11日号
meister

【マイスター】
専門家、大家のこと。”その道”で成功をおさめ、活躍中の人をルーキーでは勝手に「マイスター」と呼ばせてもらって、彼らがそこまでに至った道のりやエピソード、その職業へ就く方法などを語ってもらいました!!

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野崎薫さん

ショップ・オーナー
野崎薫さん

のざきかおる。
1975年12月生まれ。
那覇市出身。
沖縄国際大学商経学部卒業。
大学4年生の時から洋服屋で働き始める。
国際通りの有名店MAXに7年勤務。
2005年、店をオープンする資金を貯めるため
三重県で期間工として半年働く。
2006年、友人2名と共同でセレクトショップ
「GKCY」をオープン。

 GKCYと書いてジキシーと読む。沖縄の人がよく使う効果音の表現だ。
  国際通り・三越の手前を那覇タワーへ向けて入り、少し先のダイコクドラッグを通り過ぎた左2階が野崎さんの店だ。PUNK DRUNKERS(パンクドランカーズ)、HAOMING(ハオミン)、seedleSs(シードレス)、SAGLiFE(サグライフ)など沖縄でここだけにしかない、厳選してセレクトしたこだわりの商品がセンス良く並んでいる。

社会へ出ることについての葛藤
 大学4年になって就職の進路を決める時、野崎さんは悩んだ。自分にどんな仕事ができるか…、何をしたいか悩み続けた。好きなことをいくつかピックアップして、そのうちのひとつに洋服屋があった。国際通りに3店舗を展開するアパレルのMAXが、アルバイトを募集していた。まずは試しと履歴書を書いて応募してみた。
  それまでRBCラジオのADをしたり、居酒屋やコンビニでアルバイトをしたことはあった。しかし、洋服屋で働くことに憧れはあったが、まったくの素人だった。
  MAXに採用された野崎さんは、徐々に仕事を覚えると、とことんやってみようと思った。大学を卒業すると、そのまま社員となり7年間働いた。4年目には店長に抜擢された。仕事のメインは接客販売だが、店舗の管理や商品、スタッフの管理も店長の仕事だ。
  MAXは国際通りにあるアパレルショップの中でも、独自性を強く打ち出したこだわりの店だ。もとはスニーカーショップだったが、洋服へとジャンルをひろげ、スニーカーブームが終わると沖縄ブームが始まった。時代の流れにのって顧客のニーズをとらえてきた。
  7年間ショップで働きながら、やがては自分で店を経営したいという思いが強くなってきた。大学卒業前に仕事を探して悩んだ時、自分の店を持ちたいというのは夢でしかなかった。しかし、7年間地道に働いていく中で、それが具体的な目標へと変わって行った。
  野崎さんは夢を実現するためのアクションを起こし始めた。
  店を出すためには資金が必要だ。野崎さんはお金を貯めるため、季節労働者として県外へ働きに出ることを決めた。
めぐるキセツの中で見つけたもの
一度は沖縄を離れ生活してみたかった。ずっとアパレルの仕事をしていたので、違う仕事をして気分転換もしたかった。
  店で接客をしていると、いろいろな経験を持った人がお客様として来る。世界30カ国に拠点を持ち、世界中の主要な自動車メーカーに自動車部品を供給している歴史のある会社で、期間工として働いてきた人たちから「あそこはいいよ!」という話をよく聞いた。野崎さんはハローワークへ行き、面接を受けた。そして三重県へ赴任して、野崎さんの期間工としての生活が始まった。
  それまではショップの店長として、自分の裁量で自由にやってきた。大企業の工場に入るとマニュアルにしたがい、毎日同じことの繰り返しになった。しかし、繰り返しの中でも、観察力を働かせることで様々な変化が生まれてくる。
  野崎さんは自分で環境を変えるように少しずつ提案して、いろいろな仕事を任せてもらえるようになった。「キセツ」はきついと聞いていたが、拘束時間の長い国際通りのショップ店長に比べると、労働時間帯がきちんと決まっているし、体も楽だった。
  お金を節約するため、毎日ペットボトルを持参して冷水器の水を入れて飲み、自動販売機の飲み物は買わなかった。徹底的に節約すると、半年で目標以上の金額を貯めることができた。
  野崎さんにとって貴重な経験となり、とても楽しい期間工としての6ヶ月間だった。
  そして、野崎さんは沖縄へ戻ってきた。
同級生3名で店を立ち上げる
 野崎さんは店舗物件を探して動き始めた。しかし沖縄一のストリートである国際通りに手頃な物件は見つからない。それでも野崎さんは毎日国際通りへ行った。歩いていると、知人の店などでいろいろな情報が入ってくる。若い野崎さんにとって国際通りは家賃が高すぎた。三越手前の道を入った那覇タワーの向かい側で、ある店が撤収をしているのを見つけた。ちょうど手頃な物件だった。不動産屋で働く同級生に聞いて、すぐに物件をおさえに入った。
GKCY
  スポンサーもなく手持ちの資金で出店するため、店の内装やほとんどの部分を自分達で仕上げた。内装屋をやっている先輩が仕事帰りにやってきて力を貸してくれた。床貼りも自分達で行い、かなり資金を節約することができた。
  去年8月末に物件を見つけ、9月1日から着工。10月21日に念願のセレクトショップ「GKCY」がオープンした。
「沖縄にはいいものがたくさんあります。オリジナルでは沖縄の要素を取り入れて遊びのあるデザインを展開しています。Tシャツやジーンズ、帽子やカバン、ベルトに財布など一点モノを揃えています。TシャツはGKCYのオリジナルも出しています」
  国際通りの喧騒を離れ、静かでセンス良い店内に、流行に敏感な若者の間で人気の、プロレスをモチーフにデザインした商品がたくさんある。
  和+洋+遊びを基本にした、PUNK DRUNKERS(パンクドランカーズ)、プロレスネタがポップなHAOMING(ハオミン)。米サンディエゴ発のseedleSs(シードレス)。そして、苛酷な雪山で通用する多機能さと、ストリートでも映えるシンプルなバックをコンセプトにプロ・スノーボーダーから絶大な支持を受けるSAGLiFEな(サグライフ)などが並ぶ。
  他にはない個性ある商品をゲットするなら、まずはGKCYへ行ってみよう!
なるにはGUIDE
「最初は夢でしかなかったことが、地道にやっていくことで徐々に目標へ変わっていって、具体的に進めていくことで、店を出すことができました。それと、すでに店をやっている人から学ぶこともたくさんありました。自分ひとりではできなかったので、人脈を作ることが大事だと思います。」

Imformation

GKCY

GKCYロゴ

那覇市牧志2-1-18-2F
098-869-5433
12:00〜21:00
ブログ→http://gkcy8.ti-da.net

「Rookieで見た」と野崎さんに言うとGKCYオリジナルTシャツが20%OFF(07/8月末まで)

GKCY-QRコード
GKCY-地図


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