シゴトアリマスドットコムは沖縄の求人情報誌『Rookie(ルーキー)』を発行している、株式会社ラジカル沖縄が運営する総合就職情報サイトです。

8/18 沖縄県内求人情報 更新いたしました

8/18 道草ごっこ 企業の履歴 更新いたしました

8/18 沖縄県外求人情報更新いたしました。←デジタルブックにてご覧いただけます

 

TOP > Meister

07年10月06日号
meister

【マイスター】
専門家、大家のこと。”その道”で成功をおさめ、活躍中の人をルーキーでは勝手に「マイスター」と呼ばせてもらって、彼らがそこまでに至った道のりやエピソード、その職業へ就く方法などを語ってもらいました!!

──成せば成る 成さねば成らぬ何事も
             大きな狸のように「他を抜く」こと──

石嶺一也さん

民謡ライブ居酒屋オーナー
石嶺一也さん

PROFILE

いしみねかずや。
1961年生まれ、今帰仁村出身。
北山高校卒業後、大阪で料理を修業。
4年後に帰沖し、浦添市西原で大衆割烹たぬきをオープン。
1987年、カラットカラオケRGBチャンピオン。
1992年、親子カラオケ大会で優勝。
1994年、琉球民謡新人賞を獲得。
2002年、長男・一将君と親子ライブを全国で開催。
2004年、店舗を現在の場所に移転し、民謡ライブ居酒屋として新開店。現在に至る。

 パイプライン通りを北上し、伊祖の坂道の交差点を安波茶へ向けて右に曲がる。上り坂を進みひとつ目の信号の左角、高さ2m以上もある信楽焼の巨大な狸が立っている。「民謡ライブ居酒屋たぬき」の黄色い看板がひときわ目立つ。石嶺一也さんが奥様や子供達、そして板前さんと切り盛りする居酒屋だ。
  ドアを開けると、三線と太鼓の音が聞こえてきた。

食の都・大阪で料理の修業を積む
 27年前の大阪・キタ。
  石嶺さんは料理人になるため、大阪へ修業に出た。小学生の頃、石嶺さんの実家は海洋博の労働者向け下宿屋を営んでいた。母親が大勢の人のために料理を作る姿を見て育った。子供心に料理人になりたいと思うようになった。高校を卒業すると、すぐに大阪へ飛び出した。親戚が大阪にいたので、大阪弁は苦にならなかった。
  ニューミュンヘンという巨大なビアレストラン。和洋中などあらゆる料理を提供する大型店だった。1年目は洋食部門に配属された。
  板前の仕事は、出勤時間があってない。仕込みのため、始業の2〜3時間前に出勤することは当たり前だった。上下関係も厳しかった。スポーツが大好きで明るい性格の石嶺さんも、標準語の敬語使いには苦労した。一生懸命に敬語を使うがなかなか伝わらない。
民謡ライブ居酒屋 たぬき  生まれ故郷を出てひとり暮らしをはじめ、親のありがたさが身にしみた。すべてを自分ひとりでやらなければいけなかった。大好きな「てぃんさぐぬ花」の歌詞のように、親の言うことを聞いてきちんと守っていれば、世の中は渡っていける…と実感した。
  和食が大好きだった石嶺さんは、2年目から和食部門へ移った。やがて、高校の同級生で、同じく大阪で美容師をしていた奥様と付き合い始めた。
  料理の技術を身に付けるうち、ふぐの調理士免許も取得した。圧倒的に客数が多く、味にうるさい大阪人を相手に、石嶺さんは料理の技術を磨き続けた。
大衆割烹から 民謡ライブ居酒屋へ
 大阪での生活が4年を過ぎた頃、実の兄から「浦添市西原に高速道路のバイパスができる。これから栄えるので居酒屋をやってみないか」と話があった。当時の西原は大手チェーン店や小さな赤提灯があるぐらいで、居酒屋らしい店はなかった。
  大阪で4年間の修業を終え、石嶺さんは沖縄に帰ってきた。
  そして浦添市西原に「大衆割烹たぬき」をオープン。石嶺さんが24歳の時だった。
  店内に大きな水槽を置き、海人が獲ってきた魚を泳がせた。魚料理がメインだ。席数30名の店で客にリクエストされると、大好きな三線を弾きながら民謡を唄った。
  料理の仕事と並行し、テレビ局主催のカラオケ大会など、様々なイベントに単独や親子で出場していった。平成6年には、渡久地政二民謡研究所で琉球民謡の新人賞を取得。そして、平成13年に長男の一将君が宜野湾はごろもカチャーシー大会で優勝したのを機に、親子公演のオファーが来るようになった。
  そして、平成16年。大衆割烹たぬきのオープンから20周年を期に、現在の場所へ移転。念願のステージつきの店にして、大衆割烹から民謡ライブ居酒屋へと生まれ変わった。
  ステージでは石嶺さんが三線を弾き、かつ唄う。長男が太鼓を叩き、チョーギナーに扮して舞う。長女や次女も太鼓を叩き唄っている。夜9時から約40分の民謡ステージが、平日2回、週末3回行われている。
  石嶺さんの店には、芸能活動やスポーツ活動を通じ、様々な人脈から多くの人が訪れる。3割は県外からの観光客だ。プロ野球のキャンプシーズンには、ヤクルトスワローズや横浜ベイスターズの選手もやってくる。店で民謡ライブを見たお客様から、県外へも公演で呼ばれ、定期的に県内外で演奏活動を行っている。
たぬきは「他を抜く」に通じる縁起物
民謡ライブ居酒屋 たぬき 子供の頃からずっと野球を続けていた石嶺さんは、5年前に当山小学校で西原バックスという少年野球のチームを立ち上げ、監督をつとめた。また、浦添ブレーブボーイズという硬式野球チームにも力を注ぎ、沖縄初の全国ベスト4にまで進出した。
  仕事に民謡にスポーツに、全力投球で人生を楽しむ石嶺さんを、家族のみんなが支え合っている。
  居酒屋経営を続けて23年目の石嶺さんに、居酒屋業界の将来について聞いてみた。
「いろいろなスタイルの居酒屋があります。私が思うには、これから勝負するなら専門料理でないかと思います。そばならそば、焼鳥だったら焼鳥だけに専念する。公演で本土にも行きますが、向こうではトンカツ専門やカレー専門・串焼き専門など専門化が徹底しています。商品のジャンルをひろげるのではなく、ひとつの商品を専門的に、究極に極めるのが今後の方向性ではないでしょうか」
  地元で獲れる新鮮な魚介を中心に、石嶺さんの故郷である今帰仁やヤンバルから独自ルートで仕入れるアグー、そして農連市場で働くお姉さんが厳選した地の野菜がたぬきのテーブルを彩る。
  今宵も民謡ライブ居酒屋たぬきの黄色い看板に灯りがともる。商売繁盛で「他を抜く」と縁起が良い、信楽焼の巨大な狸が、編み笠をかぶり抱瓶を持って、石嶺さん達を温かく見守り続けている。
このお仕事を目指す人たちへ
「目標を持つことが一番先決でしょう。それと人が好き、子供が好きであること。固定客がいないと商売は長く続きません。私は小さい頃から料理が好きでしたが、ぜひ自分の目標がある仕事について、頑張ってください」

Imformation

民謡ライブ居酒屋
たぬき

民謡ライブもおこなってます
住/浦添市伊祖5-3-1
電/098-876-0047
※祭りイベント ※コンサート
※総合司会 ※アトラクション
※各種宴会パーティー
刺身(マグロ)600円
寿司(鉄火巻)600円
アグートンカツ1,200円
生ビール(中)500円
ライブチャージ500円

民謡ライブ居酒屋 たぬき 地図

Meisterバックナンバー
求人誌ラインナップ

ラジカル沖縄の求人誌は沖縄県内版・県外版!あらゆる要望に応えます。

Rookie 県内版
Rookie 県外版

求人情報掲載のお申込みご相談は
Rookie設置店一覧
企業のパートナー探しに[むすびジネス]
転職サイト[e-4510.com]
沖縄の県産・特産品販売サイト[沖縄南国市場]

求人募集掲載やご相談はこちら!
TEL:098-831-6429
/ FAX:098-831-6576
/

株式会社 ラジカル沖縄 会社概要 | お問合せ | サイト利用の注意
〒900-0024 沖縄県那覇市古波蔵 307-3 ラジカルビル 1・2F [MAP] TEL:098-831-6429 FAX:098-831-6576

Copyright(C) Radical Okinawa CO., LTD. All right reserved