
PROFILE
あずまたくや。1974年7月生まれ、宜野座村出身。
宜野座高校から東京体育専門学校を卒業。
東京の整骨院で働きながら、日建ビジネス専門学校の柔道整復師科で、国家資格を取得。
4年前に帰沖して、具志川の整骨院で勤務したあと、今年6月にあずま鍼灸整骨院を開業。
今年の6月4日。うるま市石川にあるマックスバリュ前の通り沿いに、あずま鍼灸整骨院がオープンした。
東京と沖縄の整骨院でそれぞれ4年間の経験を積み、働きながら専門学校へ通って、柔道整復師の資格を取得した、東さんが院長だ。
現代人に多い疲労の特徴は、同じ姿勢を続けることによる筋肉疲労だ。パソコン作業など長時間の同一姿勢で、運動不足になって、筋肉を傷める人が多いという。
▼6月にオープンしたピカピカの鍼灸整骨院
うるま市石川を貫く329号線を、北向け石川インター方面へと走る。
バイパスにつながる大きな交差点のひとつ手前、左角にauショップがある石川橋の信号を、マックスバリュ方面へと左折する。
川沿いにしばらく行くと道が大きく左にカーブして、その先の右側に、新しい焦げ茶色の3階建てビルが見える。
1階の手前からレトロ居酒屋とピザ屋が並ぶ。その隣りの一番広いスペースに、あずま鍼灸整骨院がある。
段差のない入口のすぐ前が、広くてたくさんの駐車スペースになっている。白く清潔な外壁に、施術のメニューが書かれている。
骨折・脱臼・捻挫・挫傷・鍼・灸・自由診療。肩こり・腰痛・スポーツ障害・保険外マッサージなど。
ウォーターベッドマッサージ機が完備し、労災、自賠責保険、各種保険にも対応している。
院内は、天窓から明るい光がさしこむ、30畳ほどの広いフロアだ。
柔らかなクリーム色の壁で、圧迫感のない開放的なスペース。清潔なフローリングの床に、エメラルドグリーンとパープルの診療ベッドが6台並ぶ。
院長の東さんが整骨を行い、学生時代からの後輩で鍼灸師の資格を持つ新里さんが、鍼と灸をしている。
「地元の宜野座や隣町の金武で開業することも考えました。しかし、宜野座には同業が何軒かあり、金武は人口があまり多くありませんでした。
石川には整骨院が少なかったので、石川で開業することにしました。
ここはマックスバリュやゲオが並びにあって、すぐ前に大きな駐車場があります。それで、この場所を選びました」と、東さんは語る。
▼柔道整復師の東さんと 鍼灸師の新里さん
宜野座高校の野球部でキャッチャーとして活躍した東さんは、東京体育専門学校へ進学した。
卒業すると、品川にある整骨院で4年ほど働いた。整骨院を開業するために、柔道整復師の資格が必要だった。
昼は整骨院で働き、日建ビジネス専門学校の柔道整復師科へ通い、国家資格を取得した。
柔道は小学校の時にやっていた。専門学校の授業にも柔道があった。 4年前に沖縄へ帰ると、柔道整復師を募集していた具志川の整骨院に就職した。
専門学校に通った時から、将来の開業を考えていた。東さんは、整骨だけでなく鍼灸の治療も組み合わせたいと考えていた。
学生時代からの後輩で、東京にいる時もずっと付き合っていた鍼灸師の資格を持つ新里さんに、一緒に開業することの了解をもらった。
新里さんの了解を得ると、資金集めに取りかかった。仕事の合間や休みの日に準備を進め、今年5月に勤めていた整骨院をやめた。
そして、6月に開業した。柔道整復師である院長の東さんと、鍼灸師の新里さん。それに、受付スタッフの3名でスタートした。
オープンの時に、新聞折込のチラシを入れ、来てくれた人の紹介や、知り合いの紹介などで、患者さんが増えていった。
患者さんは、高齢者から主婦、スポーツで体を痛めた一般の人や、受験勉強で腰に負担をかけた高校生など様々だ。
▼治ったあとの目標を持ってもらうこと
施術の基本的な流れは、電気治療器を使って、干渉波と赤外線の熱を体内に浸透させること。それからウォーターベッドによるマッサージをする。
所要時間は全部で40~50分ほどだ。保険対応だと、高齢者は1回600円程度で利用できる。
「患者さんの話をよく聞いて、その人にあったものを、自分の技術の中から探していきます。
そして、患者さんにきちんと説明をして、納得してもらったうえでの治療を目指しています。
患者さんにもよりますが、自分で治す努力をする人もいれば、そうでない人もいます。
でも、実際に体の状態を良くしていくのは、患者さん自身です。自分たちにできるのは、そのお手伝いです。
診察券にも書いてありますが、治った時に何がしたいか。患者さんに目標を持ってもらいます。
治す目標と、治ったあとの目標。そのために、今必要なことと、そのあとで必要なことと、治ったあとに必要なことを全部説明し、患者さんに治す目標を持っていただきます。
目標はどんなに小さなことでも良いと思います。たとえば、足をひきずって歩いている人が、普通に歩けるようになれば、それだけでも素晴らしいことです。
この仕事を始めた最初の頃、患者さんから『あなたのおかげで楽になった』『あなたのおかげで歩けるようになった』『こういう動きが楽になった』と言われ、それがうれしくて、もっと手助けできるよう、より勉強するようになりました。
患者さんに、もっと楽になってもらいたい。そのように考えて、いろいろ勉強しています」施術をして、それだけで終わりでなく、なぜ痛くなったかをきちんと説明する。
そして、ストレッチなど、患者さんが家でできることを教えていく。治ったあとでも、それを覚えて、患者さんが自分で防げるようになることが東さんの願いだ。
▼このお仕事を目指す人たちへ
「整骨院を開業するには、柔道整復師の免許が必要です。
県内だと2ヶ所の専門学校に柔道整復師科があります。
3年間のカリキュラムで、国家資格が取得できます。患者さんの気持ちになって考えられる人が、特にこの仕事に向いていると思います」
Information
あずま鍼灸整骨院
住/うるま市石川1-41-9
℡/098-964-5523
受付/9:30~12:30
14:30~18:30
休/水・土の午後 日曜・祝祭日
※急性・慢性問わず
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