西原町認可小規模保育事業 うえはら保育園
子どもの心によりそえる保育者を目指して!

西原町認可小規模保育事業 うえはら保育園
これからの「保育」について真剣に考え、子どもの心によりそった保育を目指す「うえはら保育園」。
今回は、今年の4月に新卒で入社した渡邉(ワタナベ)さんと、代表の新川さんにお話しをうかがいました。
お二人の保育に対する思いや新しい考え方などもお聞きしたので、保育士を目指す方・子育てをされている方は必見です!
入社したきっかけを教えてください

渡邉 杏奈さん
(保育士・5ヶ月)
もともと子どもが好きなのと、高校3年生のときに先生の子どもと関わる機会があり「保育士って楽しそうだなぁ」と思ったのがきっかけで保育の道に進みました。大変だと聞いていましたが、挑戦してみたいという気持ちが強くなり4年間、保育について学べる大学へ進学しました。
私は県外出身で、ずっと沖縄に住むことに憧れを持っていました。思っているだけで行動しないのは凄く嫌だったので、おもいきって沖縄で働くことを決意。そして今年の4月に、新卒として入社しました。
うえはら保育園と出会ったのは沖縄女子短期大学の保育士合同説明会です。何園かお話しを聞いた中で1番気になったのがうえはら保育園でした。
私は県外から説明会に参加するために沖縄に来ており、滞在期間がとても短かったため、次の日さっそく見学させていただけることに。保育の現場をじっくり見学してうえはら保育園の良さを目の当りにし、「ここにしよう!」と決めましたね。

優しい笑顔で子どもと接する渡邉さん

広々とした園内♪ お隣の部屋では子どもたちがお昼寝中
貴園ならではの魅力や環境を教えてください
屋上で野菜を育てていて、今はゴーヤーやナス、オクラなどがあります。子どもたちに水やりや収穫をしてもらったり、収穫したお野菜を持ち帰ってもらったりしていますよ。
ちょうど子どもたちがゴーヤーを収穫した日のお昼ご飯に、ゴーヤーが出てきたんです。「皆がとったゴーヤーが出ているね♪」と言って食べていると、普段はゴーヤーを食べない子も食べてみようとする姿が見られました。自分たちで実際に育てた野菜を、収穫することで食育にもつながっています。
あと、うえはら保育園で働くことを決めた理由の1つでもあるのですが、勉強会を開催しているんです。そこで保育のことを学びながら働くことができるのが魅力だと思います。
大学生の頃、先生が沖縄の保育は他に比べると進みが遅いと言っていたんです。でも、沖縄は本当に良いところで私の好きな県でもあるので、そういう風に言われるのがちょっとくやしくて。うえはら保育園のように、勉強会をしていて前に進もうとしている所もあることを知ってほしいなと思っています。
【代表の新川祥太さんに勉強会や保育についてお話をうかがいました】
月に1回、沖縄女子短期大学で「子どもを学ぶ会」が開催されていて、私も参加しています。「子どもの心によりそう」ことを目指していて、そこで学んだこと・そこから得た知識などをうえはら保育園で働く先生たちに伝えています。
『「あたりまえ」を見直したら保育はもっと良くなる! 』という本や、渡邉先生の大学の教科書にもなっている「よくわかる乳幼児心理学」なども読みながら、今は学び直している段階です。
この本にも書かれているように、保育というのは今すごく見直されていて、当たり前にやっていたこと・今までのやり方を見直したら、保育はもっと良くなると思っています。
あと、沖縄は自然豊かでゆったりとした時間が流れていますが、保育士自身もゆったりと昔の情報だけに浸って過ごしていると、知識の差はどんどん開いてしまうのではないかと思っています。
その背景には、子育てを経験している人や子どもが好きな人であれば保育ができるという考えがあるような気がします。今は子育てを経験した人が必ずしも保育ができるとは限りません。だからこそ、勉強会で学びながら、よりよい保育ができる環境を作っています。
私たちがやろうとしている「保育」は、子どもの心によりそうことなんです。跳び箱で飛べるようになることは、目に見えて結果がわかりますが、子どもの心に何が残るのだろう? と考えていて。もちろん、飛べたことによって喜びを感じ自信に繋がるなど良い面はありますが、大人がやらせたことで子どもの心にどういう風に残るのかなと。本当に自信に繋がったのだろうか? と考えています。「やらせてできる保育」は結果として見えるけど、大人になったときのことを見越して今やらなくてもいいのでないかと思っていて。それよりも子どもの「あっちに行きたい」「これがしたい」という探求心が強い時期は、その子どもの欲求を大切にした方が良いのではないかと思っています。
「やりなさい」と言われたことだけをして育つと、大人になってから物事に取り組む際に「何のためにやっているのかわからない」という状況に至ることも多くあるそうです。
大人になるにつれて意欲が薄れ、学ばなくなるという研究データもあります。特に日本は学力は高く優秀だけど、世界一学ぶ意欲が低いとも言われていて。
正解かどうかはわかりませんが、子どもによりそったときに悩める保育者でありたいと思っています。

屋上菜園では野菜が成長中!

すくすく育つゴーヤー! もうそろそろ収穫かな?!
やりがいを教えてください
子どものトイレトレーニングや言葉の成長を継続的に見られるのは保育士の仕事ならではだと思います。日々の積み重ねが子どもたちにしっかり伝わっていることを感じると、保育士をやっていて良かったなと思いますね。
また、入園したときは抱っこをしないと泣いていた子が、今は「せんせ~い! 」と言葉を発するまで成長していたり、私の肩をトントンと叩いてニコッと笑ったり。子どもたちから先生に関わろうとしてくれているのがとっても可愛いです。

子どもの成長を近くで感じることができます!

ドラえもんの遊具と砂場 隣にはバルコニーも!
将来のビジョンや目標をお聞かせください
子どもも一人の人間なので、大人と分け隔てなく尊重して関われる保育士でありたいですね。
やってしまいがちではありますが、「子どもだからこうでしょ」って決めつけたくなくて。
子どもは探求心がすごく強くて、大人の私たちからすれば「何でこんなこと気になるの? 」と思うことも気になったりするんですよね。でもそういうところから知識が増え、学びになるのかなと思っています。ですので、普段気にしていないことでも見方を変えてみることを大切にしていきたいなと思っています。
うえはら保育園は職員も良い方たちばかりで「なんでも相談してね」と言ってくれます。気になっている方は見学してみると園の雰囲気がわかると思うので、ぜひ1度足を運んでみてください♪

ぜひ一緒に働きましょう♪ ご応募お待ちしています。

一緒に子どもたちの成長を見守りませんか?
会社概要
名称 | 西原町認可小規模保育事業 うえはら保育園 |
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住所 | 沖縄県中頭郡西原町字上原2丁目32番地の2 |
この記事は2020年09月08日に公開した記事です。掲載内容は全て2020年09月08日時点の情報となりますので、記事の公開から時間が経っている場合、掲載内容と実際の内容が異なる場合があります。情報を参考にする際にはその点ご了承ください。