株式会社 南星企画

FSF工法はヒロセホールディングス株式会社が開発した施工方法で、スラブを従来工法に比べ、早く、キレイに施工でき、騒音も抑えられる工法です。
※スラブ:階と階の間にある上階の床と下階の天井を兼ねた鉄筋コンクリートの層のこと

沖縄では4～5年前に来たばかりの工法で、従来工法のスラブは型枠を作った後に大量のパイプサポートで落ちないように押さえながら設置しなければなりませんでした。
また、木製のコンクリートパネルを使用した型枠は使用制限があり、手間も材料費も掛かるものでした。
FSF工法では型枠を亜鉛メッキ加工された鋼板を使ってスラブを作ります。

■FSF工法のメリット
①鋼板はリース会社から現場に搬入されるため、ヤード(資材置き場)を用意する必要がありません。その後、鋼板を施工する場所へクレーンで持っていきます。

②FSF工法は施工スピードが早いことも特徴の一つ。フリーとついているとおり、スライドさせることによってサイズの調整が効くので、現場で施工のしやすさがあります。

③下から支えるパイプサポートも従来工法に比べ66%の削減が可能で、スラブ下の作業スペースが確保できるため、協力企業からも喜ばれます。また、パイプサポートは多くの企業がレンタルしている状況で、従来工法に比べ費用が抑えられます。

④解体、脱型はピンを取ってゆっくり鋼板を降ろすため騒音が少なく、また、現場で転用することも可能です。例えばマンションなどの建築現場で2フロア分のFSFを準備し、奇数階・偶数階で使い分け、繰り返し施工していくことで工期が短縮できます。

⑤リース会社が現場から回収、メンテナンスなどを行ってくれるため、メンテナンス作業が発生しません。

⑥その他FSF工法のメリット
マニュアルもありますので初めてでもわかりやすい作業になっています。

社長は南風原町津嘉山出身、元々は南大東島で建築土木関係の仕事を行っていました。地元に戻る事になり、勤め先の社長から独立を勧められ、地元の友人達と協力して起業しました。今でも南大東島の方々とお付き合いさせていただいています。

「南星企画」の名前は地元・南星中学校の卒業生が多かったため、それにちなんで名付けられました。青年会OBも多く、年齢層は30代～40代がメイン。正に地域に根付いた企業です。

「動く」をスローガンとして掲げ、全社員がスピーディーに、主体的に動くことを目標にしており、顧客満足度を意識した行動を心がけています。

また、FSF工法を専門に行なっておりますので、従来のスラブ工法には負けない技術・品質があると思っております。現場でも早くて安全、キレイで確かな施工を実施していきます。

自分の場合は知人の紹介で南星企画に入社しましたが、建築業の経験はありませんでした。
そこから型枠の基礎知識を学び、建築業における資格を取得、3年の実務経験を経て班長になることができました。新人でも学べる環境があると思います。

私たち南星企画は全員が班長クラスの職人です。
新人の方は元気があれば大丈夫。初めは簡単な作業から行ってもらい仕事を覚えてもらいます。まずはできることから、少しずつ丁寧にサポートしますので安心してください。
わからないことはすぐに聞ける環境です。技術的なことは私たちがフォローします。もっとみんながフォローし合える体制を強化していきたいですね。

地元出身者が多く、家族ぐるみの付き合いが多いです。
多いときには誕生パーティーを週に2回行ったりしました(笑)
アットホームを越える「ホーム」があると思います。

やはり沖縄の他企業では扱っていないFSF工法が魅力ですね。
施設が大きければ大きいほどFSF工法の費用対効果が発揮されます。現場では一度使うと良さがわかっていただけるのか、リピーターが続出しています。

これからどんどん沖縄でFSFが広がっていくのではないでしょうか。

そのときまでには、自分自身、後輩から頼られ・尊敬される先輩、責任感のある班長になれるよう頑張っていきます。