ケンタッキーフライドチキン（KFC）北谷店

若い世代が多いせいか「新人さんにどう声をかけていいかわからない」スタッフが多いように感じます。仲間外れにしているつもりでは無いので、打ち解けるきっかけがあればすぐに仲良くなれると思います。
マネージャーチームも「新人さんが早く職場に馴染むにはどうすればいいか」を課題に取り組んでおり、基本的にはマネージャーが間を取り持つような形でコミュニケーションを取れるように心掛けています。

沖縄ではおじいちゃんおばあちゃんが大量にチキンを買っていくのが特徴です。年末年始、旧盆や清明（シーミー）はもちろん、年金支給日にも忙しくなります。
あと、クリスマスは一番の稼ぎ時です。KFCでは8月からクリスマスの計画を立てており、クリスマスまでには準備が万全に整っている状態になっています。同じ店舗でも普段はシフト違いで会えないスタッフがクリスマスでは会えたりしますので、まさにオールスターズです。スタッフたちにも年に一度のお祭りのような感覚で楽しんで業務をしてもらえるよう工夫しています。

これは経験談なのですが教育や育成とは「失敗させてあげる勇気」だと思っています。

私は19才の頃にバイトとしてKFCへ入りました。その後、シフトマネージャーになり、結婚を契機に社員を目指し、副店長を経て店長になりました。
それまでにたくさんの失敗や迷惑を掛けてきましたし、その度に周りからフォローしてもらいました。失敗やミスからは学ぶことが多く、心に残り、次は失敗しないように考えて取り組むことが成長につながっていたのだと、振り返ってみて感じています。
もちろん挑戦する前の事前準備は大切ですが、挑戦して失敗したのなら「今回は準備が足りなかった」と考えることで、次の挑戦のときに改善することができます。

若い子は失敗することを恐れている部分がありますので「やったことが無いから（失敗するから）やりたくない」という方もいます。でもそれでは「ずっとできないまま」になってしまいます。
私は挑戦することが一番重要だと思っているので「とにかく挑戦してみよう！」とスタッフを励まし、挑戦させています。多分スタッフからは「無茶振り」に見えると思います（笑）
でも実は各スタッフの成長の度合いを見ながら、段階的にスキルアップ出来るように考えて挑戦させています。例えば「今まで先輩スタッフと一緒に作業してたのを一人でやらせてみる」などがありますね。

スタッフたちがKFCを退職しても遊びに来てくれることが嬉しいですね。内地に就職した子がたまにお店に顔を出してくれたりします。
それぞれ他の企業に就職しているのですが「職場で食料品を担当することになったので店長に心得を教えてほしい」「経理を任されることになったので経理関係の数字を教えてほしい」など、相談しに来たりします。
卒業したスタッフたちが活躍している、そんなときにKFCの経験や教えが役に立っているようで嬉しく思います。

人手不足ではありますが「働きやすい環境です！」と自信を持って言えます。
現状を理解しているからこそ、環境の改善に取り組み、更に悪化しないようスタッフの声に耳を傾けています。
お店やスタッフの成長を間近で見て、肌で感じ、自分自身の成長に繋げられる職場環境です。
ぜひ一緒に成長しましょう！