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株式会社 ハドムフードサービス

創造&挑戦 もっともっとおいしいを!

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コクがあるのに後味すっきり!
ハドムフードサービスさんのジーマーミー豆腐とタレはそれぞれが自己主張しすぎず、むしろ互いを引き立てあうことで絶妙にマッチした味でした。う~ん、美味しかったぁ~(^^)

ジーマーミ豆腐とタレのすばらしいハーモニー(=チームワーク)が生まれたその秘訣を、赤嶺社長に伺ってきました!

貴社の事業内容を教えてください

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赤嶺 英一さん
(株式会社ハドムフードサービス代表取締役)

沖縄の伝統的な郷土料理であるジーマーミ豆腐の「製造」と「卸売」を行っている会社です。

元々は、私の母が自宅の敷地内で島豆腐を造って近所の食堂に卸していたことが始まりです。
私が28歳の時、母からその仕事を継がせてもらって今に至っています。継いですぐの頃は島豆腐を造っていましたが、現在はジーマーミ豆腐の製造だけを行っています。

私が継いで23年(2023年現在)、母が島豆腐を造っていた頃(1957年~)から数えると66年の歴史を持つ会社です。

現在は、沖縄県内のスーパー・ホテル・お土産店などに商品を卸しています。
でも卸しているのは県内だけでなく、生産量のおよそ半分は本土へも出しています。北は北海道から南は九州まで、沖縄フェアなどの催事や生協さんの宅配事業にもご提供させていただいております。

株式会社 ハドムフードサービス インタビュー記事 写真・画像

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ジーマーミ豆腐を広めようとした裏には、大変なご苦労があったのでは?

はい、その通りです。

琉球王国時代から宮廷料理として造られていたジーマーミ豆腐は、一般の豆腐とは違って元々沖縄にしか無く、しかも特別な時にしか食べない習慣だったので、マーケット的にはかなり小規模でした。

さらに、個人商店やメーカーが一般の豆腐を製造しながら、その片手間にジーマーミ豆腐を造っていただけなので、数量的にもあまり多くはありませんでした。

そのような状況下で私たちは新規参入をしたので、当初スーパーの棚などは既存のジーマーミ豆腐で埋められていましたし、販売する場所もなかなか与えてもらえませんでした。

そこで商品を持ちながら本土へ赴いて「沖縄の郷土料理 ジーマーミ豆腐」としてアピールを始めることにしました。最初は、大阪のとある地区に住む沖縄県人の方を頼ってお店に置かせていただきました。
続けていくうちに少しずつ自信や手応えを感じるようになりましたから、次は東京へ持っていき居酒屋さんに営業をさせてもらいました。しかしここでは、すべてのお店に断られてしまったのです。
なぜなら、居酒屋さんにはお店ごとにコンセプトがあり、なかなかそれには合わなかったからでした。

ところがある日、埼玉県の上場している大きな豆腐屋さんで取り扱っていただけることになりました。OEM(当社の商品を、先方さんのブランドで出す)としてです。
これが本土で広めるきっかけとなり、やがて60店舗くらいで販売可能となりました。

今度はその実績を引っ提げて、再度沖縄県内の大手スーパーへ「商品棚に置かせてほしい!」というお声かけをさせていただきました。すると予想よりもすんなりと、商品が置けるようになったのです。
私達は「実績」という看板がいかに大きなものであるかということを、痛感せずにはいられませんでした。

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求める人材と職場の雰囲気をお聞かせください

現在の製造部門には、スタッフが常時12名ほどいます。年齢層は20代~60代と幅広く、男女比は4:6くらいで女性のほうが多いです。

製造の現場では、特に「コミュニケーション」と「チームワーク」が大切だと私は考えています。なので思いやりや協力する姿勢、さらにはコミュニケーション能力を持っている方を求めています。
そして今以上に、業務を効率的かつ円滑に進めていきたいですね。

現場でのコミュニケーションがチームワークを作り、それが職場の雰囲気に現れてきます。すると、その雰囲気が会社という組織を良い方向へ導いていくので、美味しく皆さんに愛されるような素晴らしい商品を生み出すことができるのだと思っています。

職場の雰囲気は、私よりも実際にここで働いているスタッフ達に聞いてもらったほうが良いと思うのです。
しかし私自身が職場の雰囲気づくりのために特に心がけているのは「一方通行で終わるような私からの意見は言わない。」ということです。

もちろん、会社の最高責任者として最終的な判断をするのは私ですが、スタッフの皆はそれぞれすばらしい知恵を持っているので、その知恵を出し合いながら議論を深めつつ協力して一つ一つの商品を創造していってほしいのです。

私としては、いつも柔軟な姿勢を忘れずにスタッフ皆の声を聞きながら、より働きやすい会社を目指して運営していきたいと思っています。
当社のジーマーミ豆腐とタレのハーモニーは、会社の持つそれらの雰囲気を投影しているのかもしれませんね。

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最後に、この記事を読んでいる求職者の方へお伝えしたいことはありますか?

では「働きやすい会社」にするため、ハドムフードサービスで行っていることを具体的にお話させていただきます。

まず年一回の昇給と、会社の業績に応じた年2~3回の賞与を実施しています。

勤務時間については、一般的にお昼休みの1時間を含めて普通は9時間の会社が多いと思います。しかし当社では、朝8:00から始まって15:30くらいで退社ができるようになっています。

このような勤務時間の短縮が可能になった背景には、最近まで深刻な社会問題となっていた新型ウイルス感染症の影響が非常に大きいと言えます。

新型ウイルスが猛威を振るっていた頃、例にもれず当社も製造・卸が思うように出来なくなっていたので、ここで設備投資を含め思い切った工程の見直しを図りました。
新しい設備を入れたことで以前は特定のスタッフしか行えなかった作業を、他のスタッフもできるようになりました。さらに社員数も増やすなど環境を整えていった結果、労働負担が減り誰かが休んでも他のスタッフがカバーできるようになったため、有給休暇が取りやすくなりました。
また生産性も向上したため、1日の労働時間も短縮できるようになり、15:30での退社が可能となったのです。
これは当社で働くうえで大きな魅力になるのではないか、と思っています。

有休休暇はスタッフ皆が100%消化することを目標として、その実行に努めております。

また社内休憩室には、会社が用意したカップ式のラーメンやスープなどを設置し、無料で食べられるようにしました。
例えばおにぎりを家から持参することで、休憩室にあるスープと合わせて食していただくことができますし、お弁当を作ったり買ったりする時間がなかった時には、こちらにあるラーメンを利用することも可能です。
ただしこれは、会社の業績によって一旦休止する場合もあります。その部分はご理解いただけると嬉しいです。

この記事を読まれている皆さんには、当社の求人広告の中だけではお伝えしきれない数々のメリットをお話させていただきました。

沖縄の伝統料理「ジーマーミ豆腐」を広めていくこのお仕事、私達と力を合わせて一緒に頑張ってみませんか?
初心者の方も大歓迎です!

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会社概要

名称 株式会社 ハドムフードサービス
住所 沖縄県那覇市字小禄1351

この記事は2023年07月07日に公開した記事です。掲載内容は全て2023年07月07日時点の情報となりますので、記事の公開から時間が経っている場合、掲載内容と実際の内容が異なる場合があります。情報を参考にする際にはその点ご了承ください。