「医療事務・受付が最近気になるけど自分にあってるかな?」
「“医療”っていうくらいだから難しい資格が必要なんじゃ…」
「事務や受付なら自分も医療業界デビューできるかな・・?」
この記事を訪れた方の中にはこういった疑問を抱いている方もいるかと思います。
簡潔にお伝えすると、医療事務・受付は“人対応”と“正確な事務”の両方が求められる仕事です。
…とは言いつつも、未経験の方にはイメージが付かないですよね。
なのでこの記事では仕事内容や一般事務との違いなど、特徴を具体的に見ていきましょう。
↓その前に、実際の求人サイトに掲載されている仕事内容をチェック!↓
ルーキーWeb:医療事務・受付の求人一覧
向いている人は、性格より「仕事の進め方」が合う人
医療事務・受付は、人当たりの良さといった性格との相性も大切ですが、それ以上に仕事の進め方が合うかどうかが大事です。たとえば、照合作業が多いので、確認を飛ばしてスピード勝負にすると消耗しやすい傾向があります。
- 「スピードより“正確さ」を大切にできる(保険証・氏名・入力内容など)
- 切り替えができる(混雑、急な対応、気持ちが強い患者さんもいる)
- 事実ベースで話せる(説明が短くても、落ち着いて案内できる)
- 手順通りに、正確に進める作業が苦ではない(保険・会計はルールに沿って処理する場面が多い)
- 守秘の線引きができる(個人情報を扱う前提で働ける)
逆に、向いていない方の特徴としては
「急かされるとミスが増える」
「細かい確認が強いストレス」
「感情を受け止めすぎて疲れる」タイプなどです。
欠点ではなく相性の話なので、分業が進んでいる職場(病院など)を選ぶ、受付業務が多い職場を避けるなど、工夫次第でご自身にあった職場探しも可能です。
一般事務との違いは「受付相手」と「優先順位の変化」
一般事務は、社内の予定や締め切りに合わせて進める仕事が多めです。
一方医療事務・受付は、来院状況や急な対応に合わせて、その場で優先順位を変えることがよくあります。
以下が具体例となります。
- 対応相手が患者さん(体調不良の状態が前提の方の対応)
- 受付・電話・入力・会計が同時進行になりやすい
- 医療用語・検査名・薬剤名など、業界特有の言葉が日常的に出る(聞き取り→入力の精度が求められる)
- クリニックはマルチタスク、病院は分業など職場差が大きい
「静かに黙々」より、「冷静に回す」イメージに近い職場が多めです。
とはいえ、職場によって受付中心/事務中心の配分は変わるので、求人の見方でミスマッチはかなり減らせます。
資格がなくても応募できる?求人で見るポイント
医療事務・受付は、職場によって「資格必須かどうか」が違います。
必須ではない求人もありますが、未経験の場合は、資格や勉強経験があると安心材料として見られることもあります。
ただ、資格の有無だけで判断するより、求人で見るべきポイントは「未経験でもできる理由」が書かれているかどうかです。
たとえば、次のような情報があると入社後のギャップが減ります。
- 最初はどこまで任されるか(受付・会計まで?請求はいつから?)
- 教育の形(OJT期間、研修、マニュアルの有無)
- 分業か、1人で幅広くやる職場か
「資格を取ってから応募しなきゃ」と決めつけなくても大丈夫です。
まずは求人を見て、教育や担当範囲がはっきりしている職場を選ぶのが、未経験転職の近道です。
応募前チェックリスト
応募する/しないを決める前に、ここだけは見ておくと安心です。
- 受付は何人体制?(ピーク時の人数)
- 会計は誰が担当?(受付が兼務か、専任か)
- レセプト業務はある?(あるなら未経験OKか/研修はあるか)
- 電話対応の比率(予約中心か、問い合わせ多めか)
- 個人情報の扱いルール(呼び出し方法、書類の渡し方、画面の見え方)
医療・介護分野では個人情報の適切な取扱いに関するガイダンスも整備されています。現場での運用がどうなっているか、入社前に確認できると安心です。
参照:厚生労働省/厚生労働分野における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン等
※レセプト業務とは、診療内容にもとづいて保険請求の明細(レセプト)を作成・点検し、期限までに提出する作業のことです。月末月初にまとまって発生しやすく、入力の正確さだけでなく、抜け漏れを見つける確認作業も含まれます(職場によって担当範囲や分業の有無は異なります)。
実際に掲載されてる求人を見てみると、さらにイメージが沸いてくるかと思います。
ルーキーWeb:医療事務・受付の求人一覧
未経験で困りやすいポイントと対策

失敗しやすいのは、仕事のイメージを曖昧なまま入社してしまうことです。
受付中心?会計や請求まで担当するの?など、以下は事例ですがミスマッチを減らすために事前に確認しておきましょう。
- 「受付のみだと思ったら、担当範囲が広かった」
対策:面接で入社後の担当範囲を具体的に聞いておく - 「思った以上に忙しくて疲れた」
対策:混む時間帯や、繁忙期を具体的に聞いておく
どれも、スキル不足というより情報不足で起きがちです。
確認できる質問を持っているだけで、かなり防げます。
応募を迷ってる方へ
「早く応募しなければ..!」と焦るとかえって逆効果になります。
まずは以下のようにスモールステップで始めましょう。
まずは候補を3件だけピックアップして、「続けやすい条件」を自分の中で探してみましょう。
ルーキーWeb:医療事務・受付の求人一覧
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