「今のままでも働けているけど、この先を考えると正看護師の免許も取りたい」
一方で、進学や国家試験、実習の調整まで想像すると、応募ボタンの手前で手が止まりがちです。
体力・お金・家庭の都合…不安が出るのは自然なこと。
大切なのは、勢いで決めるのではなく“確認ポイント”で見通しを作ることです。
准看護師と看護師は「別の免許」
准看護師は都道府県知事の免許、看護師(正看護師)は厚生労働大臣の免許で、法律上も定義が異なります。
実務では「指示の必要性」などに違いがあると整理されています。
そのため、職場によっては任される範囲や求められる判断の幅が変わり、「今の経験をどう活かしていくか」を整理しておくと安心です。
また、進学では解剖生理・疾病・看護過程などを体系的に学び直す場面が増えるため、早めに学習時間の確保も考えておくとスムーズです。
だからこそ、正看護師を目指すなら“国家試験を受けるルート”を選び、学び直しを経て受験に進む流れになります。
「准→正」で迷ったときの判断基準
正看護師になるには、基本的に国試(看護師国家試験)を受けるための「養成課程」に進む必要があります。
ここで言う「進学」は、大学に行くという意味だけではなく、2年課程(定時制など)や学校に通うルート全般をまとめた意味になります。
以下の3つで整理すると、迷いが減ります。
1) 進学の形が生活に合うか(通学頻度・実習の重さ)
ポイントは授業より実習期間の現実。
- 実習が集中する時期(いつ/何週間単位か)
- 実習中の勤務調整(夜勤免除が必要か、休職が必要か)
ここが曖昧なままだと「入ってから詰む」になりやすいです。
2) 学費と収入の見立てが立つか
学費は“年間いくら”より、卒業までの総額+実習期間の収入減で見積もるのが現実的。
勤務先の補助や奨学金、分割など、使える選択肢をセットで確認しましょう。
3) 国家試験対策を「仕組み化」できるか
気合いより仕組みです。
- 補習・模試・過去問演習の提供
- 卒業後〜受験までのフォロー
看護師国家試験は厚労省が実施要領を公表しています。日程・科目などは公式で確認できます。
ありがちな失敗 → 回避のコツ
失敗例:「働きながらいけそう」で入学→実習が想像以上に集中→シフトが回らず退学・休学を検討
回避策:出願前に、学校・職場それぞれへこの3点を聞いておく
- 学校:実習の時期/必要な出席条件/補講の扱い
- 職場:実習期間のシフト調整実績(前例があるか)
- 自分:家族の協力を得る日程(誰が何を担うか)
向いている人/向いていない人
向いている人
- 目標の期限を決めて、学習を習慣化できる
- 実習期だけは働き方を変えるなど、調整の交渉ができる
- 将来の選択肢(病院以外・訪問・施設など)を広げたい
しんどくなりやすい人
- 生活がすでに限界で、実習期の調整余地がない
- 学費の当てがなく、途中で資金ショートしそう
ただしこれは“才能”ではなく条件の問題なので、先に整えれば改善できます。
求人を見る前に、ここだけ先に見てください
「正看護師を目指したいけど、今の職場選びも失敗したくない…」というときは、求人を全部読むより先に次の3点だけ確認すると判断が早くなります。
- 教育・サポート:新人/ブランク向け研修、資格取得の応援があるか
- シフト柔軟性:実習期の調整相談、夜勤回数の相談ができるか
- 業務の範囲:どこまで任される職場か
当サイト「ルーキーWeb」で「看護師」「准看護師」の求人を見比べると、病院だけでなく介護施設や訪問系など選択肢があり、日勤中心/夜勤なし・回数相談/残業少なめといった“続けやすさ”を条件に探せる求人が目立つ傾向があります。
また、ブランクOK・未経験歓迎に加えて、OJTや研修、マニュアル整備など「入職後のフォロー」を明記している募集も見られます。
見通しを作るための次の一歩

- チェックリストの空欄を1つだけ埋める(実習時期/学費総額など)
- 不安をメモして、求人の見方(教育・シフト・業務範囲)に当てはめる
- ルーキーWebで「条件が近い求人」を3件見比べる
正看護師を目指す道は、気合いで乗り切るものではなく、続けられる条件に整えることから始まります。
完璧な準備を待つほど、不安は大きくなりがちです。
だからこそ今日、「3件だけ比べる」だけで十分。
求人を見ながら“確認したい点”が言語化できたら、それはもう一歩前に進めている証拠です。
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